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作:
呉羽姫
「こーちゃん?」
誰かの声がした。この声は確か・・・
「ねぇこーちゃんてばぁ!」
俺は不意に後ろから抱きつかれた。
「うわっ!」
「ね〜、朝から無視なんてひどいよ〜。こーちゃんのバカ!」
「はぁ?!お前こそ人前で抱きついていいと思ってんのかっ!」
「るちゃはいいの!るちゃはこーちゃんのこと好きだからっ!」
そういって離さない。
俺は今日から高校一年生になる。
それは、こいつ奄美瑠羽も同じだ。
瑠羽は高校生になった今でも自分のことを『るちゃ』と呼ぶ。
『るーちゃん』の略らしい。
俺はこいつと幼馴染で家も近いせいかいつも一緒にいた。
だから、俺のことを『こーちゃん』って呼ぶ。幼稚園の頃からずっとそうだった。
「瑠羽、・・・高校生になったらおれよりももっといいやつがいっぱいいるよ。」
おまえは可愛いから大丈夫なんて言葉は死んでも言えないが。
「いないの〜っ!るちゃは・・・るちゃはこーちゃんが好きなのぉっ!・・・もしかしてこーちゃん、るちゃのこと嫌いになっちゃった・・・?」
目をうるませながら上目づかいをする瑠羽は今にも泣きそうだ。
「あっ、いや・・・そういうわけじゃ・・・ただ、俺じゃなくてもって・・・」
「いい?こーちゃん。私はこーちゃんが好きなの。これは一生変わらないからねっ♥・・・あ、学校着いたぁ☆彡じゃあまああとでねこーちゃん。」
そういうと瑠羽は走ってクラス分け表を見に行った。
※この小説(ノベル)"チュウしてチェンジ♥"の著作権は呉羽姫さんに属します。
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