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華麗ライス島 (完結作品)

作: THREE SACRED TREASURES

華麗ライス島

この地球上の真ん中にポツンと毛がはいたような、小さい小さい島がありました。
その島の名前は華麗ライス島と呼んでいる。
島の中央には島のシンボルであるスプーンのような銀のさじが刺さっていた。
島を照らす太陽の変わりにヒーターがこの島を冷まさないように一年中ずっと絶え間なく温め続けている。
島には湯気が立ち上り美味しそうな磯の香りとスパイスの香りが漂っていた。
海に囲まれた島は穏やかに恵まれ山のふもとには景色が見渡すことができた。

海で泳いでいたエビやイカが見えました。
なんとエビかと思いきやエビフライが泳いでいました。
イルカのようにプリプリと海面を勢いよく飛び跳ねていました。
イカと思ってたらイカリングでした。
しかもイカリングを浮き輪代わりにして、島の住人がプカプカと浮いて遊んでいました。
何やら騒がしい声が聞こえたと思った瞬間、高波に乗る島の住人がサーフィンをしていました。
サーフボードはなんとこんがりと焼けた分厚い衣のトンカツでした。
砂浜のビーチには大勢の島の住人が日光浴を浴び、小麦色にこんがりと焼けていた。

「ここは本当に快適で過ごしやな」
「美味しいものはたくさんあるし」
「毎日ずっと釣りを楽しめるしな」
「カモメは空飛べて羨ましいよな」

カモメの視点から見下ろすことにしよう。
この島の山はふっくらとした大きい大きい白いご飯粒でできていた。
ツヤツヤで粘りのある白いご飯粒に塊でありました。

「ここの山はおいら島の住人のご馳走なのさ」
「神様に感謝しておかないとバチ当たるべさ」

カモメは山から海辺を見下ろしました。
海かと思われていたのは海ではなくとろけるようなカレーでした。
カレーの中で島の住民が泳いだりコロッケボートが浮かんでたりエビフライが何匹も泳いでいました。

「この海は魚介類が溶け込んだ濃厚な味がするべ」
「お腹空いたら山の白い粒に海をかけて食うべし」

この島の住人にはこの島がカレーライスだとはまだ気付いておりません。
華麗なライス島に住んでいることしかわかりません。
島のシンボルとしているスプーンがギラギラと輝いていた。

「銀のさじは大人になったら登ることができるんだぞ」
「どんな景色かな?早く大きくなって登ってみたい!」

普通では考えれない不思議で華麗ライス島は人間が見えない場所にひっそりと暮らしております。

「エビフライとイカリングとトンカツをトッピングしたカレーライス大盛りをください」
「ヘイ!今日のカレーは特別だよ!お客さん!」

終わり。

※この小説(ノベル)"華麗ライス島"の著作権はTHREE SACRED TREASURESさんに属します。

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