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雪舞う丘で (執筆中)

作: かすみ想

これから寒の入りというとき、僕はキミとの想い出をカタチに残すことを決めた。あの頃の僕にそっとこころを傾けながら、、
キミとはずっと幼なじみだったね。中学生の頃だった、確か、中学3年のちょうど受験で忙しくなる中、大人が正月だなんやと騒がしく、2人で街の丘に行き、話していた。そんなときに、キミは不意に思いもつかない事を宣言した。「私はヤスのお嫁さんになるのが夢なの」と、唐突に切り出すところが君らしい、、笑
僕は答えるでも、否定するでもなく、ただ驚いていた。
すると、カナはヤスの夢は? いつものごとく聞いてきたので、、つい黙り込んでしまった、、
なぜかというと、昔もこうして話したりして、僕はプロ野球選やパイロット、学者、、いろいろとそれもコロコロ変わっていってばかりだった。 でも、その時は、少し、考えて答えた。「普通のサラリーマンかな。」 すると、カナは、うんうん、と頷いた。その時は分からなかったが、それがどういう意味かも。
そして、カナはすぐに家族でイギリスへと引っ越していった。
僕はさよならも言えずに、呆然とした。
その時、確かカナが言ってた言葉が胸を刺す、、15歳は大人だったんだよ。」それがどういう意味かも知らぬまま時が流れた。
僕は、地元の高校に行き、そして、大学と、しがない生活を淡々とこなし、普通のサラリーマンにいつの間にかなっていた。そして、誰に恋をするでもなく、ひたすら通勤電車で通い、残業に追われては、世の常を嘆いていた。
そんな時だったね。キミが再び、僕の前にまるで計算したかのように現れたのは、、
カナは自分のことは何も話さず、突然切り出す、「夢叶ったね、おめでとう。」すると、「次は私かな?笑」 そう言って、また去っていった。
その後、カナはイギリスの大学を卒業して、ひとりで戻ってきたのだと聞いた。
ホント。昔から不思議な娘だった。でも、どこか大人びていて
優しくて明るくて、、ついつい回想に耽ってしまう。
僕は振り切るようにしながら、その正月を迎えた。
そして、まるであの日のように、あの丘へ導かれるかのように足を運んでいた。 外は少し雪がちらつく寒さ、誰もこんなところにはいないだろうと腹を括っていたから、更にビックリした。
また、カナだ。 彼女は、またもや計算したかのように現れた。
でも、なにか思い詰めた面持ちで、あたふたしてるようだった。
「どうかしたの?」と、僕が問うと、彼女は、「ちょっと待って!」と言う。どうしたのだろう、何か様子が変だ、、
ん、ここ、、ん、?
そう言えば、昔、あの時、カナは言ってた。15歳は昔は、大人だったんだよ、って。
そして、とうとうあの日のように、この街にも雪が舞い降りてきた。
それは偶然だったのか、カナにしては必然だったのかもしれない。
そして、僕はあの日の答えを導かれるようにカナに問われた、
「私の夢は叶うかな?」 ん、夢、⁈
僕は一瞬パニックに、夢、そうだ、あの時の話だ。
僕はサラリーマンになり、カナは、、、
そうか、僕はこの10年、キミが突然消えたことに蓋をしてきたんだよ。
あの時、何度後悔したことか、、
キミはホントに大人になって戻ってきた。
あの雪の舞う丘に、、
僕はカナを抱き締めた、強く強く、そして、優しく。
涙がとまらない、、
「ありがとう、待っててくれたんだね。絶対
しあわせにするからね」
雪の舞う丘に、2人の恋の花は綺麗に、とてもきれいにさいていた。
そして、新春を祝う花火がまるで2人を祝うかのように、街中に響き渡っていた。15歳の約束、、

※この小説(ノベル)"雪舞う丘で"の著作権はかすみ想さんに属します。

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