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或男の愚痴を聞かされていた男の話 (完結作品)

作: 向井崎 カナ

今日はアイツはいないらしい。
そう確か風邪をひいたんだったな。いつも青白い顔をしているからあれが普通だと思ってたんだが、やれやれ本当に具合が悪かったとは。
そう、ボクは度々この工場跡の廃屋で「奴」の愚痴を聞かされている。
少々突飛なことも言うが、強ち間違ってはいないし、奴の落語の様な語り口が実は面白かったりして密かな楽しみでもあった。
いやいや、「奴」と慣れ親しんではいけない。
ボクは奴を消さなければならないのだから。

全く…愚痴が言い足りないってだけで地縛霊になられちゃあ、ボクも食いっぱぐれしないってもんだ。



数ヵ月後、中断していた廃屋の取り壊し工事も終わった。どうやら駐車場にするみたいだが…全く、ボクの方は終わらないみたいだ。
「あたしはね、生きてるうちにもっとオムライスが食べたかった。」
「俺は一度でいいからカジノに行きたかったなあ。」
「ワシはバナナが食いたいのう…」
「I wanna musician.」
「ちはるはね、しょうたくんがすきなの」

やれやれ、ボクが死んだら奴みたいになりそうだ。

※この小説(ノベル)"或男の愚痴を聞かされていた男の話"の著作権は向井崎 カナさんに属します。

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この小説(ノベル)へのコメント (2件)

うたがわ きしみ

'16年5月26日 22:58

この小説(ノベル)を評価しました:おもしろい

そうきたあ(笑)

視点がかわったからどうなるのかと思いました。
予想してなかったので、楽しめるました!

向井崎 カナ

'16年5月27日 00:46

評価、コメントありがとうございます‼
いわゆる「やれやれ系」の人物を書きたい願望がこうさせました!笑
このシリーズ自分で気に入ってしまったので続いて行けたらなあと思っています!

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