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一世一代の一分半(読み難いのは承知です) (完結作品)

作: 一 真(ニノマエマコト)

一世一代の一分半(読み難いのは承知です)

「アンタのことが好きなんだよっ!なんか文句あんのか!?この激ニブ野郎が!だいたい何なんだよはっきりしない態度ばっかとりやがって!アタシをコケにしてそんなに面白かったのかよ!?いっつもいっつもヘラヘラヘラヘラしやがって…、アタシの気持ち考えたことあんのかよ!?あの日…、もう忘れられねぇよ、九月の十六日だ!昼の二時ごろ、アンタがアタシにあんなことしなかったらこんな気持ちにはならなかったんだよ!男を好きになるのなんて初めてだったんだ…、どう対処したらいいかなんて分かんないし、どう表現したらいいか分かんないし、どうやって伝えたらいいか分かんなかったんだよ!部活とかで疲れてもうメチャクチャ眠いのに布団に入って静かになったらお前のことしか考えられなくなって、もうなんか一人でテンションMAXになっちゃってぜんぜん眠れないんだよ!次の日アンタ、アタシに会って開口一番なんて言ったか覚えてるか?どうせ覚えてないだろうから教えてやるよ、パンダみたいでなんかかわいいぞ、って言ったんだよ!褒めてんだかバカにしてんだか分かりづれぇんだよ!バカにしてたんだったらフザけんじゃねぇよ!誰のせいでああなったと思ってんだよ!万一褒めてたんだとしてもそんなだらしない顔褒められてもちっとも嬉しくねぇんだよ!アンタはいっつもそうだったよな?デリカシーの欠片もないことばっか言ってよ、もうちょっと人の気持ちってヤツを考えたらどうなんだよ!こちとら友達からも、あんた誰が好きなのかモロバレよね、って言われるほど好きオーラ出してたんだよ!出してるつもりだったんだよ!現にアンタの天然ボケを突っ込むときアタシはアンタを叩いてただろ!?そのときのアタシの心臓のバクバクっぷりっつったらもう震度7どころの騒ぎじゃねぇぞ!?その直後に鏡見たことあるけど、まっかっかだったぞ!?もう自分で見てもおいしそうなぐらいの紅ほっぺだったよ!そうだよ!今だ!今アタシの顔見てみろ!アンタと話してる時はいっつもこんな顔だったんだ!熱いし恥ずかしいし寂しいし悲しいし苦しいし怖いしでも嬉しいんだ!何でか分かんないけどお前といるとすっごく幸せなんだよ!どうしてアンタなんか好きになったんだよ!?何で何で何で何で!?何回も何度も考えたけど全然答えなんか出てこねぇし、第一アンタのいいところなんか探しても見当たらないんだよ!髪はボサボサだし制服なのになんかダサいし成績も中の中の中途半端だし特に運動が出来るわけでもないし顔もなんか褒められず貶せずのザ・ノーマルだし身長も平均だし!普通じゃん!どこにでもいる一般ピーポーじゃない!ホントに何でなんだよ!?ねぇ!教えろよ!アンタがアタシをこんな気持ちにさせているんだからな!全部アンタが悪い!土足でアタシの心の中に入ってきやがっていつまでもいつまでも居座りやがって!出て行け!今すぐ出てきてちゃんとアタシと向き合え!アタシの気持ちと真正面からぶつかって受け止めるなりぶっ飛ばすなりなんなりしろ!今すぐだ!何ボサっとしてんだよ!早くしろ!早く答えやが……、いや待って待って!やっぱ言わないで!イヤだ!もしこれでアンタとの関係が崩れるようなことがあったらアタシ絶対生きていけない!イヤイヤ待って待って!ちょっと待って!約束して!このあともアタシとアンタの関係が悪化するようなことは絶対にないって約束して!いい!?絶対よ!よし、ちょっと、あと十秒だけ待って!はぁはぁ……、ふぅ……、よし!!さあ来て!アンタの答えを…、聞かせて……?」

※この小説(ノベル)"一世一代の一分半(読み難いのは承知です)"の著作権は一 真(ニノマエマコト)さんに属します。

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