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蜂蜜のたとえ (完結作品)

作: パープルウインド

或る子供が母親にすすめられて、公害の全くない土地で採れた大変貴重な蜂蜜を舐めた。
彼は今まで紛い物の蜂蜜を食べて事があったが、母はこれこそ本物だと言った。
子供は指先を壺に入れ、蜂蜜を少し浸け舐めた。
しかし子供はそれ以上食べることを止めた。
訝しげに思った母は、彼に言った。
「どうしたの?おいしいでしょ。お金のことなら大丈夫。あなたの為に神様から貰ってきたのよ。もっと食べてもいいのよ。」
子供は、そんな母に申し訳なさそうに答えた。
「ごめんなさい、お母様。確かにこの蜂蜜は、甘くて濃厚で口当たりが良くって、今まで口にしたどの蜂蜜よりもおいしいです。でもこれ以上私は頂けません。」
母は我が子が何を考えているのか理解できず。“どうして”と尋ねた。

子供は、母に言った。
「美味し過ぎるのです。この蜂蜜は舌が痺れるほど美味しい。これ以上頂くと多分私は全てを舐めつくすまで壺に顔を突っ込んだままに一生を過ごすかもしれません。それでは、私は私ではなくなります。ですから毎日一舐めするか、もしくは味を忘れた頃に少しだけ頂きます。」

それを聞いた母は大変関心した。我が子ながら、悟りの本質を理解しているこの子を与えてくれた神に感謝した。

※この小説(ノベル)"蜂蜜のたとえ"の著作権はパープルウインドさんに属します。

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この小説(ノベル)へのコメント (2件)

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'12年11月3日 21:43

この小説(ノベル)を評価しました:深い

はじめまして。
何だか、どうしてか、何かを思い出しました。
その「何か」ってなんだろう。
意味が分かりませんが、何かを感じました。

パープルウインド

'12年11月7日 01:25

 夢奈さん
 コメントありがとうございます。

 あなたの言う「何か」を知りたければ、「EOイズム」を検索してみて下さい。このノベルはソレに影響を受けています。

 人は瞑想をすることは好いのですが、悟りを開こうなどと考えないことです。時に純粋すぎるものは中毒をもたらします。

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