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スカッとした人に出逢いたい (完結作品)

作: bbman

スカッとした人に出逢いたい

此処に何年もの修行のすえ クロス職人になった新里という男がいた。対人関係を上手く出来ない彼は、一人黙々と出来るこの仕事を選んだのだった。
今日もその仕事をしているのだが、とても丁寧な仕事ぶりにお客さんからの評判は、上々だった。ある日 一軒家のクロスの貼り替えの仕事が来た。いつものように丁重に仕事をしていた。その家には、グランドピアノがあった。
家の奥さんが、「休憩なさって下さい。ケーキと紅茶を用意したので、召し上がって下さい。」
「心遣い 有難う 御座います。」お礼を言った。その奥さんに彼は、「グランドピアノが、あるんですねえ。」と言うと奥さんは、
「ええ、娘が幼い頃 習ってたんですよ。」と言った。
そしてすぐ彼は、「僕の知り合いで、guitarをやっている人が、いるんですけれど独学なんですよ!」
「へー。」奥さんは、言った。
「それが、独学とは思えないくらいの腕前なんです。」
一時の休みの時間に新里と奥さんは、話が盛り上がった。
各部屋の壁のクロスは、貼り終えたのだが、やはり一軒家 1日では、
終わらなかった。
その家の難しいところは、2階へ続く階段の壁にクロスを貼る事だ。
独身の彼は、仕事の時の昼食は、コンビニの弁当だ。
贅沢を言わない彼は、コンビニの弁当すら美味しく感じるのだった。
彼の風貌は、スーツでも着たら何処かの会社の重役に見えるほど品のある人なのだが、それがクロス職人というところが、逆にイキなのだ。
しがらみが、少ない方が良いという事で、この仕事をしている彼だった。
夕方になり後かたずけをしていると奥さんが、
「また明日も よろしく お願いしますね」と言ってくれた。
人柄から出るオーラとでもいうのか、彼は人に好かれるタイプなのだ。
生真面目な新里は、後かたずけを終えて 挨拶をし車で、家路についた。車の中で、好きなCDを聴きながら 
「こうやって仕事が、出来るのは 良い事だ。」と思うのであった。
人間嫌いなわけではないが、過去に起こった様々な事をふと思い。
「夏の晴天の真っ青な空のように スカッとした奴に出逢いたいなあ!」
そんな事を思うのであった。
友と離れてしまっている彼は、その人の事が気がかりらしい。
そういう風に思われている その友も案外幸せなのだろう。
真面目な彼は、日々を大切に過ごしている。

※この小説(ノベル)"スカッとした人に出逢いたい"の著作権はbbmanさんに属します。

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