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いやだいやだばかりのだだっ子ぼくちゃん
ふりかえると友達はいませんでした
寂しくてしみったれて
ひとごみに叩きのめされ
甘えてると世間に言われ
とうとう親兄弟からも見放されてしまいました
居場所の無くなってしまったぼくちゃんは
穴を掘って地底生活を始めました
そこはパラダイスでした
気を使わなくても欲しい物はなんでもなんでもそろっていました
パソコンでゲームもできます
インターネット対戦をする日々は刺激的で最高でした
しかしどこか空しくて人恋しい日がありますが
ぼくちゃんを見捨てたくそやろうどもを思い出すと
虫酸が走ってまたゲームを繰り返しました
ぼくちゃん自虐の歌をうたって過ごしています
さらに人恋しさは増して行く一方です
「カンカンカンカンカン」
「ブーンブーン」
外の音がうるさいのに気がつきました
トンカチや車のエンジン音がするのです
ひさしぶりにふたをあけて外をのぞきました
光が眩しく視界が白くなって
十秒ほど何も見えませんでしたが
ぼんやりとみえてきました
穴の上にたんたんと建物をつくっていました
どうやらビルをつくっているようです
さすがにあせりを隠せなくなったたぼくちゃん
ちょっとまってといっても声が小さくて聞こえません
また穴の中に入って考えました
このままだと穴をふさがれてしまう
もっと掘り進んで入り口をもう一つ確保するか
でも穴蔵生活で完全に骨と皮だけになった姿のぼくちゃんは
もう穴を掘る体力がありませんでした
残された答えは一つでした
「えいっ」ぼくちゃんは思い切って外に飛び出しました
工事現場の人たちは驚き作業を中断して集まってきました
ぼくちゃんは思いがけないことをおどおどと口にしました
「ここで働かせてもらえませんか・・・。」
「居場所がないんです。」
工事現場の責任者らしき人はとまどいながらも穴に暮らしていたぼくちゃんの事情を悟ってくれたせいか
「おおそうか・・・。住んでたとこをつぶしてすまないな。はははもう少しでコンクリートで地面をふさぐところだったよ。ちょうど人手不足だったんだ内容はハードだけどついてこれるか?」
とやさしく声をかけてくれました
ぼくちゃんはぞっとしながらも
「はい何でもやらせてください見ての通り体力は全くありません。はじめは皆さんの食事でも作らせてください。」
責任者らしき人は快く
「よしじゃあ今日からお前はうちのメンバーだ。よろしくな。」
「こちらこそよろしくお願いします。ほんとうによくしてくださってありがとうございます!」
このときぼくちゃんは仲間と居場所を手に入れました
仕事は思ったよりもハードでしたが
わたしはその日からみるみる体力が戻りました
今では穴蔵生活でのパソコンのノウハウで建築士の資格をとり
設計業を営んでいます
あのときの危機感と勇気がわたしを救ってくれたことに感謝をしない日はありません
今では穴蔵は完全に埋められてその上に私も手がけた大きなビルが建っています
※この小説(ノベル)"わがままとオナニー"の著作権はKITMOTHOTZETTAIさんに属します。
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こんにちは、ウィティと申します。御作読了致しました。
タイトルと本文が結びつかない、校正推敲が大変甘い、尻切れトンボ一歩手前のラスト、と、あちこちに傷はありますが、おおらかで野放図な作品だと思いました。
個人的にはこのぼくちゃんが、読者がびっくりするような奇想天外な冒険をするとより面白かったなあと思うのですが、資格取得サクセスストーリーみたいなこれはこれで悪くはないかもしれません。
ここはライトノベルカテゴリですのでそれに則って発展のさせ方を模索すると、例えば読者の共感を呼ぶような中高生の仲間などが登場すると、ぐっと内容が豊かになるのではないでしょうか。人間不信気味の主人公の成長も自然に育まれますし。
いろいろ申し上げましたが、読んでいて楽しかったです。
次回作を、とても楽しみに致しております。
※ここでは2012年2月8日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。