- 2011/11/22
- [お知らせ]
ランキングデータの調整について
- 2011/9/30
- [お知らせ]
[追記]みんなの詩のランキング不具合について
- 2011/7/26
- [お知らせ]
メッセージ下書き後送信の不具合について
- 2011/1/11
- [お知らせ]
メンテナンス延期のお知らせ
- 2011/1/6
- [お知らせ]
職員室に足を運ぶと、職員一同ざわめきの声が上がる。
清水先生の目は、妙に冷静だった。そう、鳥部さえも。
「どういう事か説明してください。鳥部先生、堀内を虐めたのは事実なんですか?」
「失敬な。私は虐めてなんかないよ。」
「何言っているのよ!」
「高林、黙っていなさい。」
「鳥部先生、本人のアザなどもあり、高林などの証人も居るんですよ?」
数秒間、重い静寂が流れた。
「だから何なんですか?」
「証人がいると言っているんです。」
「それが何か? 高林が嘘を吐いているかも知れない。堀内のアザだって、自分でつけたものかも知れない。生徒ばかり信用しているようでは、貴方は半人前の教師ですね。」
「貴方に言われたくありませんよ。生徒信じてこその教師なんじゃないんですか?」
「じゃあ、全てを信じろと?」
「それは暴論です。」
「山口、正直に言いなさい。堀内に何かしたのか?」
「清水先生の言うことなんか聞くんじゃない。こいつは堀内と同じで何かコンプレックスがあるから傷舐めあっているだけなんだよ!」
一瞬だった。その一瞬で、鳥部の体は壁に叩きつけられた。
眼を紅く染め、眉間にしわを寄せ睨み付ける清水先生。そう、清水先生が、鳥部を殴ったのであった。
「先生……殴っちゃいけないんじゃないの?」
僕は唇を震わせ、そう言った。
「俺が殴らなければ、君はずっと犠牲者になる。生徒のためならクビになってもいい。それくらいの気持ちで教師をやっているんだ。だから、悪かったとか想わないでくれよな。」
うっすら、清水先生の瞳に、涙が浮かんでいた……
僕は、じっと、ただただ鳥部を睨んだまま佇んでいた。高林などは罵詈雑言を鳥部に向かって放っていたが、雑音にしか聞こえなかった。だって、僕は、証人もいるのに、ただ……ただ……なにもできない。いや、むしろ清水先生までをも巻き込んでしまった最悪の少年なのだ、そう、生きる価値もない最悪の立ち位置なのだ。
教頭・校長・周りの職員が駆けつける中、被害者が加害者へ。加害者が被害者へ変貌していくのであった。
※この小説(ノベル)"Boy Can…"の著作権はTechthroneさんに属します。
| この小説(ノベル)のURL: | |
|---|---|
| この小説(ノベル)のリンクタグ: |
こんにちは、ウィティです。第二章まで読みました。
ノンフィクションの交じった作品ということで、今後、ゆっくりと腰を据えて読みたいと思います。
まず、冒頭部としては、問題提起に当たる描写が明確になされており、続きを読みたいという気分にさせてくれます。主人公の孤独もやや直接的で一本調子ですがきちんと描かれており、感情移入がしやすい作りになっています。
おそらくこの後、学校や職員室の風景や今回はさらりと描いた家庭の問題などが徐々に肉付けされてくるのでしょうが、そういった描写が主人公の成長とともに、期待大です。
失礼ながら、評価は完結の折に。続きをとても楽しみに致しております。(ウィティ
コメント有り難うございます!!!!
掴みが良い→嬉しいです
続きを読む気にさせる→やったー
ですw
今後も頑張っていきたいので是非続きを楽しみにしていてください!
では
※ここでは2012年2月8日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。