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- 2011/1/6
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ボクたちが事務所に入ると、荒らされた形跡があり
机に下に、下に降りる階段があった。
「ここを降りていけばいいのかな…」
ボクたちもあまり体力が残っておらず…
この後の展開など予想などしていない。
階段をぜんぶ降り終わると暗い通路が奥まで続いており
ダムのような水の流れるような音も聞こえる。
すると何も無い鉄格子で覆われた空間に出た。
「ここは…」
「これは罠だ…!気をつけろ。」
すると、ズドンズドンという音と共に背後から
グランパと数人の側近たちがあらわれた。
「また…戦うの?」
「やるしかないんだ…殺されてしまう」
ボクの問いかけにマイコは率直に答えてくれた。
「ほう、マイコを手名付けたか。さっきは良く見れんかったのでな
役立たずの面など…」
「お前ッ!!!かつては仲間だった存在だぞ!」
ボクはつい怒鳴ってしまった
「関係ないさ。そいつは、使い物にならん。ただの塵だ。」
ボクたちは残った力で、立ち上がり
グランパを睨んだ。
ズドンズドンと激しい音は激しさを増し、鳴り続ける。
「この俺と殺ろうただなんてそんな甘い考えは捨てることだ。」
「なんだと?!!」
1人の側近に手招きして、近づけさせたと思ったら
いきなり、その側近をナイフで首を突き刺し殺した。
ボク達は息を飲んで、立ちすくんでいた。
グランパは、殺した男の首をいじくっている。
何をしているのだろうか…
動揺し始める側近たちにグランパは
「何をしている!?おまえたちは、あいつらを消してこい!!!」
と叫んだ。
すると、側近たちはロッドや木刀を持って走ってきた。
だが炎太刀、アイスロックの敵ではなかった。
しかし、倒れても倒れても起き上ってくる。
「どうなって…」
ボクたちが困惑してると
「こいつらは、俺の奏でる旋律で不死身になっておる」
「不死身だって?!!そんなことが…」
「俺ならできるんだよ…!!!」
荒々しくグランパのメロディが、響き乱れる
「攻撃が利いてない…?」
メルとマイコの体力は、ひしひしと削れて行く
「うう…っ…」
「う…は……く」
するとグランパは、いじくっていた側近の男の首から
尾てい骨を抜き取った。
その尾てい骨をシュッと振ると、短いサイズになって
片手に持ち、ヴァイオリンのような物を背中のステレオから
取りだして引き始めた
「聴け。死のニ重奏!!」
背中のステレオが同調するように重なりあって流れ始める
胸苦しくなるような不快な音楽だ。
「うあああッ…あ、頭が…」
「い…ひぃい…」
マイコと葵が頭を押さえて倒れ込んだ。
メルは何かに脅えるようにぶるぶる震えて動けないように
悲しい目をしている。
ムヂカは率先して耳栓をしていたのだが側近にやられて
気絶している。
「ほう…坊主は、この音を聴いても何ともないのか…!!ならば
さらにッ…!!」
ますます激しく奏でる音は骨の叫びすら届くような憎悪に満ちており
不死身だった側近たちもばたばたと倒れて
ヴァイオリンに宿るように、魂が骨に吸い込まれていった。
ロボットだから…?
助かったのかな…?
すると、ボクの足の前にフラフラになったエイダがボクを見つめていた。
「エイダ…?」
「良かった…。まだ、間に合うで…みんなの想い届けてや…」
そういうとボクの身体をさささっと駆け上ってきて
口に入った。
ドクン…。
なんだろう…この感覚は…
眠っていた何かを呼び醒ましたような嬉しい感覚で
温かい何かが徐々に押し寄せてくる
ボクがエイダから何かを受け取ると、エイダは元気を取り戻していた。
「よかった!!ちゃんと渡せて。七変化の一つ:合変を。これは
ムヂカと違て別の人しかあかんねん。」
そう言われ、ボクが動こうとするとパッと光って
ワイヤーの部分がアイスロックになり
腰に差してある剣はマイコの太刀に…!!
水鉄砲が発射するところからは葵の不思議な物が飛び出した。
「…どうなってるの…??!」
「へやから言うたやんか♪“みんなの想い”やて合変は、それぞれが
合わさってできる変化やからさ」
確かにすごい…
これなら…本当に…
「なめるな…!!!そんな物ができたくらいで何ができる。」
そう言ってグランパは鋭い音波やら重力染みた音響を
ボクに向かって飛ばしてきた。
しかし、なんとか持ちこたえることができた。
勢いよくワイヤーを発射すると、アイスロックが重いためか
音響に負けずに、まっすぐ飛んでいく
「な…なんだと!?」
でも当たる直前にグランパに避けられた。
が…
それだけで終わりではなかった。
ボクは腕をグイッと自分の方に引いてグランパのステレオに
直撃させた。
「なッ…!!バカな…」
ステレオはパキパキと凍りついていき、音が出なくなった。
今度はポケットに入っていたであろうハーモニカを取りだして
グランパは思い切り吹くと無数の真空の剣がボクに向かって
飛んできた。これも、ぜんぶ太刀で払い落せた。
もう、楽器が無くなったのか側近が持っていた銃を構えて
ボクに撃ってきた。
銃弾は葵のランドセルが呼びよせた不思議な傘で防いで
防ぎ終わると、銃弾がすべて飴玉になった
「ははっ♪葵らしいや。」
「な…なな…」
「勝負あったな…堪忍せえや。グランパ!!!!!」
ボクとエイダはグランパを見つめると、逃げようとした
そこに、ムヂカが投げたナイフが服を貫いて壁に刺さり
グランパを捕まえた。
「く…くそッ…俺をどうする気だ…金ならやるから助けてくれ…」
命乞いをされるのは初めてだったので
「どうするの?エイダ」
するとエイダはクスクス笑ってボクの頭に乗った。
「そんなん許されると思うか?自分の技で死ぬんやな。」
そういうと、エイダは高らかに歌を唄い始めた。
この音は…
『気付いた?これも変化の一つなんやけど:声変』
さっきのヴァイオリンの旋律が、そっくりそのまま奏でて
放たれてグランパを襲った。
「確か…その骨にこいつら(側近たち)宿ってるんやったよなあ…
魂まで喰われな…!!」
グランパは一恐ろしい顔つきになった
「よ…止せッえ…止めろォ…」
骨から黒い影のような物がグランパを包んだ
一瞬にしてグランパはのみ込まれてしまった。
「がああああああああッッ…たす…おおおお…」
地面に影たちがしみ込むとグランパはなんと…骸骨になっていた…
「いぃっ…!?」
ボクが思わず声を上げると
「はっはっは、ちょいやりすぎてもうたやろか」
と楽しそうに笑うエイダの姿
ボクたちがみんなにすべてが終わったと告げようとすると
「好きだ、メル」
「あたしもよ…ムヂカ…」
「エイダ…これは…?」
「こいつらも魂持ってかれたんやな…」
「なるほど!!」(マイコ、ハル、葵)
何はともあれ
ほんとに終わったのだ…
明日から平和な1日が戻ってくる
笑顔で、ただいまって言える瞬間がボクを待ってるんだ
※この小説(ノベル)"Double Child"の著作権は槻*さんに属します。
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おもちゃの気持ちになるって、難しいはず..
それを槻さんはいとも簡単に..
その発想力がうらやましいです。
この後の展開が楽しみです。
2話以降もがんばってください!
追伸 台湾留学お疲れです
そしてお帰りなさい!!
タカ@さん>
コメントありがとうございます。昨日、台湾から帰ってきて久しぶりに、
ここを覗いたんで、掲示板(サークル)の発言が
だいぶ出来てない様子だったので…ごめんなさい。
せっかく、ご相談に乗れていたのに中途半端な形で居なくなったりして…
あと、このライトノベルは留学する前から書こうとしてたんですが
時間的都合が足りなくて出来ませんでした。2話からはきちんと書いていきますw
褒めてもらえて嬉しいです。詩でもそうなんですが、何かに置き換えて
気持ちを表現したり、周りの情景を使うのが好き…というか得意というか…
よく分からないですがwそういうのが俺はあるんで、玩具の気持ちを考えるのは
そんなにも難しいことじゃないですよ♪あ、ただいまですw
四話まで読みました。
おもちゃは大切にしないといけませんね..
仲間が出てきたことに、正直びっくりしてます。
このまま一人でロボット(せっかくなんでハルと呼びます)が
葵とのなかを深めていくと思ったので。
ハルがクーモンスとどんな会話をするのかが楽しみです。
展開の運び方に少々悩まされますw
ディズニーには「トイ・ストーリー」なるものがありますのでww
なるべく、かぶらせたくないし。自分独自の世界観も出したいので
最初思いついたときは同じような感じになって、難しいかなと思ったんですがw
なんとか、なってるようで良かったです。
これからも2人はばんばん登場させるつもりでいるので、次回も
楽しみにしてて下さい♪
新展開!
いや〜びっくりしました!!
「メル」の過去とか、結構シリアスですが、
これがおもちゃの話?
ってぐらいおもしろく、展開が読みにくいです←良い意味で
最後のほうに笑いをとれるってとこも
この作品の特徴ですので、
そのスタイルは続けてください!
このあとの2人(2体)はどうなるのだろう..
この展開自体は、three dayのときくらいから既に構想は出来てました♪
ですが…のほほんとしたやわらかい内容だけに“戦闘”シーンを
入れると世界観が壊れてしまうかな…という不安はありました。
でも、どうしても入れたくて入れちゃいましたw
あのハルたちの会話にものすごく力を入れて書いたんで
俺的には満足ですww
また見に来て下さいねw
今回、戦闘を入れてそんなに違和感無く進めたので
もう数回くらいは入れてみようかなと考えていますw
楽しみにしてて下さい♪
葵まで巻き込まれてる...
しかもまた戦闘シーンだ!!
おもちゃの世界はこんなに大変なのか...?
でも今回のシーンは、
笑いあり、戦いあり、
そんでもってまた笑いありと読んでて飽きなかったです
新たな仲間も増えて、ここからですね!!
ランドセルがなんか画期的ですごいなあと思いました。
ガンバレ、ハル!
ガンバレ、メル!
ガンバレ、葵!
そして、槻さんガンバって!!
これからも楽しませていただきま~す^^
※ここでは2012年5月18日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。