- 2011/11/22
- [お知らせ]
ランキングデータの調整について
- 2011/9/30
- [お知らせ]
[追記]みんなの詩のランキング不具合について
- 2011/7/26
- [お知らせ]
メッセージ下書き後送信の不具合について
- 2011/1/11
- [お知らせ]
メンテナンス延期のお知らせ
- 2011/1/6
- [お知らせ]
試合が始まった。山口チームVS負け組軍団である。
え? なぜ負け組軍団かって?
それは……山口が運動神経抜群の奴らばかり集めたからだよ。僕を除けばね。
ボールはまず、負け組軍団の方に転がった。弱々しい足取りでそのボールを追いかける
一回目のパス届くか!? 直ぐに山口に取られた。
しかし、次の瞬間、山口は驚きの行動に出た。そう、運動音痴の僕にパスをしてきた。
当然負け組軍団(男子のみ)は襲いかかってくる。日頃運動の欠片もしたことのない僕。どうして良いか戸惑う。
すると、突然「パチンッ! 」山口の指が鳴った。それと同時に、山口チーム全員(男子のみ)が僕を襲う。
ボールをくれという目ではない。何かの殺気を感じた。怖い。
蹴られ、僕は倒れた。起きあがろうとしても、また次の蹴りが容赦なく襲いかかってくる。
如何に、このクラスの男子がグルなのか今更わかった。
そんななか、加奈子の顔が見えた。遠くのゴール前で、涙を浮かべているように、僕には見えた。
目の前は砂埃。起きあがろうとしても、手を蹴られ、体中が痛めつけられ、死にたくなった。
すると、薄日が差すかの如く、人と人の間ができて、逃げ道が出来た。しかし、立ちはだかるのは山口。
突進してくる山口。僕は倒れた。重量級の山口のタックル。華奢な僕は直ぐさま倒れた。
起きあがろうとしても踏みつぶされる。急がなければ、命が危ない。もうすぐ……もうすぐ……体育の時間は終わる。
負け組軍団も山口チームも容赦しない。
「おーい! そこでなにをしているんだ? 」
鳥部先生の助け船。と思いきや、
「堀内がボール渡さないから奪い合いになってるんだよ! 」
と山口。
「お~ そうかそうか、了解。」
鳥部先生もグルだった……
もう少し早くに感づいていれば……
顔面に落ちてくる砂埃。それを嘲笑うかのような複数の足。
それが僕を襲う。いま、窮地に追いやられていた。
「試合終了ー! 」
鳥部先生、グルなのだから怪我を負わせないように終わりにしたのか。
体育終了まで、まだ10分もある。どう考えても怪しい。
山口のあの鋭い目つきは、最終時限の体育でとどめを刺すという宣戦布告だったに違いない。
僕はボロボロの体育気を脱ぎ、制服に着替えた。
山口が歩み寄ってくる。部下の新井(あらい)もやってきた。
「今日は楽しい一日だったね。」
新井はともかく、山口のその歪な笑い方が妙に僕の胸を抉った。
また、明日やられるのではないかと……
僕はボロボロの体で帰宅した。父親は僕には無関心だし、母親は、一々親が出ていたら仕方がないとのことで相手にしてくれない。
ならば、僕が頑張るしかない。
明日は日能研クラス選抜テストである。
※この小説(ノベル)"Boy Can…"の著作権はTechthroneさんに属します。
| この小説(ノベル)のURL: | |
|---|---|
| この小説(ノベル)のリンクタグ: |
こんにちは、ウィティです。第二章まで読みました。
ノンフィクションの交じった作品ということで、今後、ゆっくりと腰を据えて読みたいと思います。
まず、冒頭部としては、問題提起に当たる描写が明確になされており、続きを読みたいという気分にさせてくれます。主人公の孤独もやや直接的で一本調子ですがきちんと描かれており、感情移入がしやすい作りになっています。
おそらくこの後、学校や職員室の風景や今回はさらりと描いた家庭の問題などが徐々に肉付けされてくるのでしょうが、そういった描写が主人公の成長とともに、期待大です。
失礼ながら、評価は完結の折に。続きをとても楽しみに致しております。(ウィティ
コメント有り難うございます!!!!
掴みが良い→嬉しいです
続きを読む気にさせる→やったー
ですw
今後も頑張っていきたいので是非続きを楽しみにしていてください!
では
※ここでは2012年2月8日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。