自作の歌詞・詩(ポエム)・小説(ノベル)等のクリエイティブ系コミュニティサイト

ようこそ ゲスト さん

投稿した小説(ノベル)にコメントがもらえるコミュティ

小説(ノベル)

遼来来!! (完結作品)

作:日本の張遼 / カテゴリ:歴史/時代 / 投稿日:'09年11月29日 18:43
ページ数:62ページ / 表示回数:41460回 / 総合評価:0 / コメント:0件

[広告]

魂の継承者

王琴は山崎絵美の歴史を覆さないように、神によって現代から飛んできたときの年齢が狂うのを防がれているため、三国時代では全く年をとっていないかった。体だけが年をとったが今はもう神様に戻された。
神様は張遼が彼女の時代に行くことを許した。その方法とは、魂が飛び散る前に、瓶の中に封じて、ある者に託すのだ。彼の体は死後も焼かずに腐らないように神様がおまじないをかけ、王琴が生まれる時代に合わせて彼も生まれてくるようにしている。しかも彼女が愛しやすいように、性格も今の張遼のままだ。そう、彼の魂は彼女が行っている合肥にある大学の同級生の中に入っていた。
彼は同じ広島出身の日本人で、名を山田遼(やまだりょう)という。実は彼、張遼の生まれ変わりであるだけではなく、あの絵美に中国留学を勧めてくれた高校の担任、山田英二(やまだえいじ)の息子だったのだ。張遼とは遠縁と言ってたが実は張遼の父の生まれ変わりだったのだ。狐につままれた気もしなくはないが、彼女は泣きながら笑った。
「絵美?俺のことわかる?俺は山田英二の息子で、小さいころから三国志の張遼に似ているといわれているんだ。あ、そうそうお前さ、合肥について数日もたってないのに俺と逍遥進公園に行っただろう?あのとき俺の知り合いがこれが張遼の墓だと教えるとお前は走って行った、そして拝んだ。その後張遼の墓の前でひとしきり泣いたな、なぜかお前は走って張遼の像の傍に行って、頭をうって気を失ったんだ。そのあと、お前が消えた。どこに行ってたかと思えば、魂をくれた武将のもとか。そう、張遼のもとにね。お前の魂はどうやら張遼の妻らしいね。王琴と名乗ってたな。」
「…えっ?遼、全部見ていたの?私…馬鹿したみたい。やだぁ、遼に見られてたなんて。」
「その時はちょうど張遼没後1785年だったから、もしかしたら張遼さんに引き込まれたのかもしれないな。気を失ったお前が、なぜか掘り出したら張遼衣冠塚の中から出てきたからさ。死んだと勘違いされたんだろうな。」
「1785年?そんなに?え?私が埋められてた?」
4年のちに遼と絵美は卒業し、一緒に合肥に暮らすこととなった。彼女が三国時代から戻ってきた5年のち無事結婚した。一人息子だった張虎は彼女の息子として生まれてくることとなる。その名は山田影虎(やまだかげとら)。本物とあべこべに、強くかっこよく賢く育っている。この影虎は後に南京付近で白骨を見つけるのだ。男性で、背は高め、相当強い戦士だと考えられている。傍にはひと振りの戟が置いてあった。その隣には女性の白骨があった。背は張遼のものとちょうど頭二つだけ小さい。まるで手をつないでいるかのように手の骨だけがきれいに交わっている。きれいに保存された傍の石碑には「王琴と張遼此処に眠る」と書かれていた。張遼を愛する妻の身になって当時の民が建てたのだ。
その傍には呉のいじめっ子の墓があって「遼来来」と落書きされた紙を手に持った骨が埋められていた。そう、その子が実は孫権に似た絵美の伯父に生まれ変わった子だ。性格が子供っぽいと思ったらその子のものだったのだ。王叔母さんは張遼の母親の生まれ変わりだった。絵美は幼いころ叔母さんの家にお手伝いに行ったことがあるために縁がつながったのだろう。

※この小説(ノベル)"遼来来!!"の著作権は日本の張遼さんに属します。

この小説(ノベル)の評価
評価項目評価数
合計 0
[広告]

この小説(ノベル)のURLとリンクタグ

この小説(ノベル)のURL:
この小説(ノベル)のリンクタグ:

コメントを書く

登録済みのユーザーは ログイン してください。
登録済みでない方は 新規登録 してください。