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翌朝の天気は気持ちがよいほどの暖かさだった。
「張遼様、これ食べてください…」
赤壁の戦いのときちゃっかり蜀から盗み出した書籍のようなものに、「肉まんの作り方」が書いてあったらしく、王琴が作ってみた。
「なんだ、これ…」
「あ、蜀から盗み出した本に書いてあった料理です…肉まんじゅうだそうです。」
「肉まんじゅう?」
「いいから食べてみてくださいよ。早くしないと冷めますよ。」
「私はまだ朝食は…ふがっ!」
そう言うと王琴は無理やり張遼の口に肉まんを押し込んだ。
「うむ、おいしい!おいしいですぞ!!確かにおいしいですぞ。曹操殿にも作ってみてくだされ。きっと喜ぶはずでしょうな。」
2つあるうちの1つの肉まんを手に、張遼が叫んだ。
「あ、それ、張虎のよ?」
その言葉より早く張遼は、肉まんの4分の1ほどを口に含んだ。
「あっ、食べかけちゃったぞ…。」
「あーあ。うふふふふ・・・」
「あっ、あはっ、あはははは・・・」
「これじゃあ父子の間接ちゅーじゃありませんかぁ!」
「あは、あはっ、息子に恋はできませんぞ!あはははっ!」
10分後――
「おとーさん、おかーさん、只今。」
「あ、張虎、肉まんいる?」
「肉まん?」
「新しいお料理よ。」
「うん、いるいるー。」
その陰で張遼が顔を赤くして含み笑っている。
「じゃあおかーさん、いただきまーす。あぐっ!」
――息子よ、申し訳ないな。その年にして男の食べかけたものと食わせてしまったな。
「張虎、許してね。それお父さんがちょっと食べちゃったの。」
それを聞いた時、張虎は顔を真っ赤にしてぷいっと隠れてしまった。しばらくしてネギ2本を持ってきて張遼の後ろに現れ、父親をたたきながら泣き叫んだ。
「おとーさんのばかぁー!!御父さんと初めてちゅーするなんて恥ずかしいよぉ!!ばかぁー!!」
――じゃあ私はどうなるのよ。何回も張遼とちゅーしてるのに。
※この小説(ノベル)"遼来来!!"の著作権は日本の張遼さんに属します。
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