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司馬懿には誰にも理解されていない憂いに満ちた過去があった。
小さいころ父母を失い兄に見放され一人で別居していた。その時に曹操にすべての愚痴を話した時頭角が現れたなと腕を引っ張られて曹操の国に入りそこで軍師になった。
司馬懿の「先見の明」は正しく曹操が国を立てると孫権と劉備が曹操を恐れて戦を何度も仕掛けてくるのだった。その時に常に同行していたのが彼。だが新米の参謀たちを恐れた司馬懿は彼らの弱みをつかもうとする策を考えることで精いっぱいになった。
曹操は司馬懿の執念深い性格が一番怖かった。彼を取り除きたいが息子の後見人になっているのでままならない。だがそのままでは息子が彼に乗っ取られると思った曹操は、司馬懿を殺そうと考えていた。そこで参謀に王琴をつけて楽進に守らせて嫉妬心の強い司馬懿を嫉妬させようと考えたのだ。嫉妬して死んだ参謀はごまんといる。
参謀になった王琴は未来からきているので話が早い。彼女には司馬懿を取り除くことができる理由がある。
張遼の強さと粘り強さを利用し、楽進に守らせて見張りを続けてわかったのだが、司馬懿の邸宅には普段は取引されてはならない銀や金、倭国の食べ物がたくさんあった。当時外国と取引ができるのは曹操くらいしかいなかったのだ。曹操は張遼の報告を聞いて暗殺を認めた。だがそのままでは司馬家に恨まれるだろう。張遼は敵との戦いで司馬懿を戦死させようともくろんだ。
曹操が張遼のもくろみを聞いて彼に待命じた。
「張遼、司馬懿を単騎で出撃させろ。逃げるかもしれないので伏兵をしかけるのだ。」
「了解です曹操殿、その時に罪人に槍で突かせ楽進の手でこれを飲ませればいいのですな?」
「いいか張遼、楽進とその罪人にこの作戦を話すのだ。敵は同軍にいる。内密に行動せよ。」
「楽進、これは曹操殿は手に入れた毒薬。罪人に槍で突かすから、薬だと言って飲ますのだ。いいな?」
楽進が来たときに張遼は小声で言った。楽進はうなずいて罪人の為に足の速い馬を用意した。張遼はその馬に乗る司馬懿とは関係のない罪人を探し出した。仲がいい罪人を遣うと一緒に逃げて曹操を裏切ってしまうだろう。曹操は司馬懿の言う事は流すようにきいて、怪しまれないようにした。
※この小説(ノベル)"遼来来!!"の著作権は日本の張遼さんに属します。
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