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遼来来!! (完結作品)

作:日本の張遼 / カテゴリ:歴史/時代 / 投稿日:'09年11月29日 18:43
ページ数:62ページ / 表示回数:41460回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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張遼の誤解

「張遼殿、私の何がいけなかったのでしょう…。」
翌日になって、自分の見舞いに来た張遼に話しかける楽進。
「楽進…私にはわかった。」
「えっ?何が?」
張遼は手を差し出して楽進の顎を撫でてみた。今度はその手を彼の眉に当てた。そして、口髭に当てた。
「えっ?」
楽進には何のことが分からなかったが傍に鏡があったので、それで張遼と一緒に映った。
「あ、ああ…髭と眉…似ていますね。」
「そう、我々の髭と眉は生え具合が似ていた。それと、楽進は張遼を小さくしたようだな、本当にそっくりだと前曹操様に言われていたな、このせいだと思った。彼女は私のような男が好きなのだろう。」
「えっ?では私の罪は…」
「ない。あのような本能、男の誰にでもある。昨日はあんなにあなたの宝を蹴ってしまって…本当にすまなかった。いたかっただろう?」
張遼が手を差し伸べて楽進の一物に触れると・・・
「うぁ、あっ・・・張…将軍…」
「ん?どうした!?男のくせにそのような反応…」
息を整えながら楽進が理由を述べた。
「なに?そこが楽進の弱点なのか?お前は、そこを攻められると感じるのか?だからもともと差し込んではいないと?」
楽進は何度も真面目な顔でうなずく。
「じゃあ、彼女の布団の上の液体は彼女のものではなくお前のか?彼女はお前のを飲み込んだといったぞ?どう見ても彼女のだ。」
張遼は洗濯に出されたそれの染みを嗅いだ。眉をゆがめて楽進に話しかけた。
――しみのにおいは彼女のものじゃない、だが私のものでもない。ならばなぜにおいは私のものに似ている?
「私のものとも思えるが…?楽進、系図を持ってこい系図!」
「系図が何か?」
「早くしろ!」
「はっ、はい!!」
張遼が楽進をまくしたてた。楽進がバタバタ足音を立てて系図を取りに行った。
張遼は楽進が持ってきた系図を見終わって微笑んだ。
「ほう、お前には倭国に遠い祖先がいるのか。だから彼女のことがそんなに好きになれたのか。彼女が倭国のものと知っていたか?」
「えっ?今知らされました!」
「楽進、お前は確かに倭の言葉が話せぬが、倭の知識はあると?」
「は、はい・・・」
楽進は何のことかは分からないがうなずいた。

「悪い楽進、私はお前を誤解していた…。」

※この小説(ノベル)"遼来来!!"の著作権は日本の張遼さんに属します。

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