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207年も終わりそうな時、山崎は年賀の準備に追われていたところに朗報が舞い込んできた。
かの張遼が戦功をあげて、昇進したというのだ。だが赤壁の気配は消えていない。恒例通りなら張遼はここに戻ってくるが、彼はいつまで待っても戻ってこなかった。赤壁の戦いに駆り出されたのだ。
――張遼…彼は呂布殿には使いこなすことができなかった。曹操殿はここまで彼を重用してくださるとは…。
馬の戦にたけている張遼だが…船上戦はさっぱりお手上げ状態だった。
正月も近いのに張遼が戻ってこないと悩んでいる山崎のもとに一通の手紙が来た。素早くその手紙の封を切って驚いた。
曹操からのものだ。その内容は…
「王琴殿。
今回の戦いは赤壁と言って河での戦となった。しかしあの猛将である貴公の夫・張遼は水上での戦になれず四苦八苦しておる。もしも貴公が望むなら数人の将軍と足の速い丈夫な馬を差し上げる故、助言に来てほしい。ちょうど我が国の首都を通りかかるところだ。張遼に迎えに行かせるゆえ、すぐに出立の準備をして、張遼のもとに来てほしい。よいかな? 曹孟徳」
張虎もそんなに小さくはない。ちょうど兵士の学校も開かれる時期だ。彼はそこに行ってもらうとして山崎は張遼や曹操の助言に行くことに決めた。
当初山崎は、まさか曹操に郭嘉とおなじくらい重要視されるとは思ってもいなかった。
※この小説(ノベル)"遼来来!!"の著作権は日本の張遼さんに属します。
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