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彼は僕が言ってほしい言葉をいつの時でも言ってくれる (完結作品)

作:萩尾穂希 / カテゴリ:恋愛 / 投稿日:'18年12月8日 17:03
ページ数:3ページ / 表示回数:回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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これは、紛れもなく、

僕が彼に真っ直ぐに影響を受けた、
初めての、それまで知らない、大人の恋だった。


僕が、以前、OneNoteというアプリの、
『僕に自信はない』というタイトルの日記の中に、書いた、
“彼は嫌味を言った”という描写がある。


その嫌味は、僕の恋の命をとりとめた、
今まで聞いたことのない言葉だった。


―――“あとくされなくね?”―――という言葉―――ダッタ。


嫌味とは、仰々しくいうものの、
結果から言うと、
僕は、
それがなければ、今頃、
血の涙を流して、悲しみの渦に、そうそこは地獄と呼ばれる、
打ちのめされるだけの、不幸せにおののいていた、
そこに閉じ込められて還ってはこれないことになっていたことだろう。
どれだけの悪魔たちが
ほくそ笑むことになっていたか知れない。


嫌味の意味を推し量ろうと、
初めて聞いた、その言葉に、考えに考えた。
考えを巡らせたけれども、
彼の背景を考えるほど、
自分の無力感は、さーーっと、満ちていくように広がったのだった。
僕はその失望に耐えられず、混乱というか、
逆上のような、自分の今までと、今、している裏切り、
という愚かさに腹が立ったのと同時に、


“つぐみに勝てて、ない。”

ことが、
つきつけられたことに、
悔しさを
隠せなかった。



どうしていいか
露頭に迷った挙げ句、
彼の、今の、どう思ってるだろう、か、
という、その気持ち、など、
考えることもなく、
彼も思ったろうけれども、全く都合のいいように、
彼のところへ、
戻ってきたのである。


彼は、震えて、ハラハラとしていた。
毎日、それからの毎日、
「この先もこのような張り裂けるような
裏切りが繰り返されたら…」
と、
「好きなのに傷付いて、
もう愛すのはやめよう、
好きだけれどもこんなの愛じゃなかった、
今まで、
俺が愛しいと思ってきた枢愛乃《すあの》は、信じるに値しなかった、

そうなのだよね?,,,神様?」

そう問うたことも虚しかった。





悲しさで、涙が出てきた。
もう信じることは、できそうになかった…。
涙を拭き取ったあと、
枢愛乃を信じない、と決めていた。

どうしたって、信じようにも
信じられなかったからである。



そんな、彼のところへ戻ってきた
枢愛乃の居場所はなかった。
なのに、枢愛乃は、
暗い面持ちで、
…出てきた言葉といえば、今更、
「ごめんね…裏切らないことが裏切ってることで..僕は…つらい」
だった。






to be contined...





※この小説(ノベル)"彼は僕が言ってほしい言葉をいつの時でも言ってくれる"の著作権は萩尾穂希さんに属します。

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