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「口では何とでも言えるもんね~」
「信じないなら別にいいけどね」
彼女の安い挑発には乗らず、ヴェルノはお皿に乗っていたおやつのクッキーを器用に摘んで口に放り込む。その態度にカチンと来たのか、いつきはテキストを彼に見せて声を荒げる。
「そんな言うならこの問題を解いてみせてよ!」
「そんな手には乗らないよ~」
「くぅ~ムカつくー!」
流石飛び級故の余裕なのか、ヴェルノにまた簡単にやり込められていつきは更に憤慨する。そんなやり取りを眺めていた雪乃は、そろそろこの茶番を終わらせようとパチンと手を叩いた。
「いつき!真面目にやろっ」
「はぁ~い」
雪乃の優等生オーラには逆らえず、いつきは渋々自分の夏休みの課題を机の引き出しから取り出して同じテーブルの上に乗せる。それから急いでおやつを食べてジュースで流し込み、勉強する態勢になった。
最初こそノロノロと始めたものの、その様子を見た雪乃の適切な指示で彼女の勉強のスピードも徐々に勢いに乗っていく。いつきのサポートをする様子を眺めていたヴェルノは感心しながら口を開いた。
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