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(変身だよ!僕の魔法なら!)
「わかっ……」
その応答の後、いつきは海に沈んだまま姿を見せなかった。ヴェルノが彼女に何をしたのか分からなかった雪乃は彼に説明を求めた。
「ヴェルノ君、何を……」
(まぁ、見てて)
「ひゃっほーい!」
沈黙が続いた次の瞬間、いつきが海の上をジャンプする。上半身はいつもの魔法少女の衣装だったものの、下半身は見事に魚のそれに変わっていた。
「いつき!」
「見て見て!人魚になっちゃった!」
(間に合って良かったよ)
それはヴェルノの変身魔法バージョンその2、魔法人魚誕生の瞬間だった。この姿に変わった事で彼女は水の中で自由に泳ぐ能力を手に入れる。魚の能力を手に入れたいつきは海の中を自由自在に泳ぎまくった。その嬉しそうな挙動を目にした雪乃は苦笑いをしながらため息をひとつ吐き出した。
「ったく、ちゃんとヴェルノ君に感謝するんだよ」
「べるの、ありがとっ!」
(海は怖いんだから舐めちゃダメだよ)
「ほーい、気を付けまーす!」
(本当に分かってんのかなぁ……)
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