自作の歌詞・詩(ポエム)・小説(ノベル)等のクリエイティブ系コミュニティサイト

ようこそ ゲスト さん

投稿した小説(ノベル)にコメントがもらえるコミュニティ

小説(ノベル)

おにぎり屋 (完結作品)

作:みー* / カテゴリ:ショートショート / 投稿日:'17年7月20日 15:33
ページ数:12ページ / 表示回数:回 / 総合評価:0 / コメント:0件

[広告]

ゆるりと


「翡翠ちゃん~!」
ゆるりは翡翠のアパートに来ていた。
「あれ?おにぎり屋は?」
「今日は私休みなの。みわちゃんが一人で頑張ってくれてるの。おにぎり持ってきたから光ちゃん連れて公園行こう」
光ちゃんとは、翡翠の子供の名前である。

ベビーカーを押しながら公園まで歩き、木陰のベンチに二人で座った。
「どうしたの?ゆるりちゃん」
「あ、あのさ、」

「みわちゃんに告白された」(小声)

「えー!!」
翡翠は思わず大きい声を出す。
光は起きずすやすや寝ていた。

「あ、あのさ、若い子たぶらかしちゃって、犯罪だよね?」
「何いってんの!みわちゃんは二十歳だから成人です!犯罪じゃないよ!」
そ、そっか…と言いながらゆるりの顔がみるみる赤くなる。

「私人生で初めて告白されたんだよね。どうしたらいいかわからないよ」
「ゆるりちゃん、学生時代真面目で男子と話す感じじゃなかったもんね…」

なんて言われたの?と翡翠が聞くと、ゆるりは耳まで赤くなった。
「仕事終わりに『好きです。付き合ってください』って言ったままみわちゃん逃げた…」
「あははっ。二人ともうぶ~!」
「笑い事じゃないよー!」
翡翠は笑いが止まらない。

「これまでそんな素振り見たことなかったし、いきなりすぎてそんな…」
「素振り?ふーん、バレバレだったけどね。私結構わかったよ」
「そうなの?!するどいね…」
いや、ゆるりが鈍い、と思ったが翡翠は黙ってまたにやついた。

「8歳下か~話はどうなの?」
「うーん、仕事の話かお客さんの話くらいだしな。ジェネレーションギャップは感じてもお互いあまり気にしないかなあ。…私、みわくんのことあまり知らないのかも」
「そっか。じゃあ話してみれば?」
「うーん」

「職場に私しかいないから勘違いしちゃったのかなあ、なんか申し訳ない」
「さあね。話してみるしかないね」

光が起きて泣き出したので翡翠が抱き上げる。
ゆるりはぼーっと公園を見ていた。


※この小説(ノベル)"おにぎり屋"の著作権はみー*さんに属します。

この小説(ノベル)の評価
評価項目評価数
合計 0
[広告]

この小説(ノベル)のURLとリンクタグ

この小説(ノベル)のURL:
この小説(ノベル)のリンクタグ:

コメントを書く

登録済みのユーザーは ログイン してください。
登録済みでない方は 新規登録 してください。

新規メンバー登録(無料)
第4回みんなのライトノベルコンテスト「しまのわライトノベルコンテスト」
広島で開催!コスプレをはじめとするジャパンカルチャーイベント「コスカレード」
  • 公式サークル みんなの歌詞
  • 公式サークル みんなの詩(ポエム)
  • 公式サークル みんなの小説(ノベル)
  • 公式サークル みんなのイラスト
  • 公式サークル みんなの写真(フォト)

ランキング

※ここでは2018年5月17日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。※同順位者が多すぎる場合はすべてを表示しきれない場合があります。

サポートサイト

J@P