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おにぎり屋 (完結作品)

作:みー* / カテゴリ:ショートショート / 投稿日:'17年7月20日 15:33
ページ数:12ページ / 表示回数:回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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麦茶


三羽丞(みわたすく)18歳。
両親共働きで彼に関心がなく、弟を溺愛していた。
中学高校と荒れて喧嘩を繰り返した。

丞が住む何処架名市は、(何故か)田んぼのど真ん中に大学があり、周囲に住宅地やらアパートやらがある。
学校やスーパーもあり、車があればとりあえず生活に不便がない。
学生はほとんど自転車で登校している。

丞の家は学生アパートの近くで時折大学生の楽しそうな声が聞こえたが、絡んだことはなかった。
見下されている感じがして、近づきたくもなかった。

その日は真夏日で、夜になってもかなりじめじめしていた。

出席日数稼ぎのために授業に出た。
そんなだるい日でも他校の生徒に喧嘩を吹っ掛けられてしまった。
一人でこてんぱんにした。
あざはできるし、口から血が出た。
そして、とにかく暑い。

学生アパートを通りすぎれば家だったが、アパート手前で座り込んだ。

ふう…

ため息が出る。
シャツが汗でべたべただ。

突然冷たいものが頬に当たる。
顔をあげると、20代半ばの女性が氷入りの麦茶を持っていた。

「…どうぞ」
そう言って彼女がガラスのコップを差し出す。

丞は関わる気分じゃなくて立ち上がる。
少しふらついてしまった。

「熱中症かもしれないから、飲んで」

(カッコ悪…)
そう思いながら丞は麦茶を受け取り飲んだ。
冷たさが喉を通って気持ちがいい。

黙って頭を下げながら女性にコップを返そうとしたが、彼女が側にいなかった。

「こっち!」
声がする方を見ると彼女は建物の中に入ってしまった。
看板におにぎり屋と書かれている。
「…こんな店、あったっけ」
「早く!」
急かされて仕方なくコップを持ったまま店に入った。


※この小説(ノベル)"おにぎり屋"の著作権はみー*さんに属します。

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