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この話を聞いたいつきは彼に質問する。
「それはどうにもならないの?」
「残念ながら……」
レイゼンの失望した顔と返事の声の調子を聞いて、これは彼の力だけではどうしようもない事なのだといつきは察した。
しかしそれだけで方法が全て否定されたと言う事にはならない。なぜならここには一緒に吸い込まれた未知の存在、魔法生物がいるのだから。
「べるの!何か協力出来ない?ほらその、魔法で」
「やってみる?」
このヴェルノの言葉を受けて自分に何が出来るか分からなかったものの、いつきはとりあえず変身した。変身した彼女はまず元に世界に戻るように強く心に念じてみたものの、その効果は何も表れなかった。
魔法少女の魔法力は魔法少女にした魔法生物の能力に左右される。どうやらヴェルノにそこまでの魔法は使えないらしい。
魔法少女になったこの状態ですらいつきは何も出来ずにただ沈黙だけが流れていった。
「それで、何が出来るのでござるか?」
「え?えーと……」
レイゼンには彼女が強く念じた事は分からない。声に出してはいなかったから周りからはただ彼女が目をつぶっていた事しか認識出来ていなかった。
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