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自分が愛しいと思う方に出会ってしまった。だったら会わなければよかったのに。現代に帰ってもこの子はどうなるのかわからない。帰っても身籠っているのなら下ろすこともできない。張遼と出会わなかったら普通に自分の時代に帰れたのに。彼女は自責的になって泣きだした。張遼が必死に彼女を慰める。自責的になって髪や耳をかきむしろうとするのを止めた。今こんなことでは始まらぬではないか。
張遼はその日、仙人に頼んで天に祈り、山崎を連れてきた神を呼び出しどうにか彼女と自分とが行き来できないか尋ねようとした。
仙人は神の言葉を聞いた後に紙を持ってきていくつかの条件を書きだした。
山崎が現世に帰れるようになる条件…
1.自分の子供が有名な人となること
2.自分の子供と張遼にも日本名を一つつけてやること
3.張遼に現世の教育を施すこと(少なくとも二つの科目を彼に教育)
山崎がまた三国時代に行けるようになる条件…
1.山崎に三国時代の兵法を教育すること
2.張遼の用心棒としてどんなにつらくとも彼と一緒に戦に出ること
3.張遼がもしなくなれば彼の死骸を無事に彼の故郷に持ち帰ること
張遼が現世に行ける条件
1.山崎の指揮下で行動する
2.山崎の忙しい時は黙って家で待機
3.山崎の暇なとき彼女から教育を請う
4.日本名を一つ承る
張遼は即座に日本名をつけてくれと彼女に求めた。その名は…「山田英二」すなわち山崎の高校の担任、山田文義の父に当たる人の名だ。
どおりで簡単に三国時代に来れたと思った山崎。叔母が喜んでいる…というのは。。。そうか叔母さんって張遼の母親だったのか!え、でも待て…叔母さんの苗字は王だった…。もしかしたら私の前世なのかもしれない。
山崎の頭がわずかに混乱した。
混乱して、深き眠りに落ちた。ちょうどいい時間ができたのでここで山崎の今までの生い立ちと家族構成を紹介したい。
※この小説(ノベル)"遼来来!!"の著作権は日本の張遼さんに属します。
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