自作の歌詞・詩(ポエム)・小説(ノベル)等のクリエイティブ系コミュニティサイト

ようこそ ゲスト さん

投稿した小説(ノベル)にコメントがもらえるコミュニティ

小説(ノベル)

魚と雷 (執筆中)

作:merongree / カテゴリ:青春/友情 / 投稿日:'13年1月26日 11:48
ページ数:3ページ / 表示回数:回 / 総合評価:0 / コメント:0件

[広告]

1 宇宙って宗教はあるのとたずねた

そういえばエリーとしゃべっているときに
「宇宙にも宗教あんの?」ってシンプルに尋ねたことがある
漠然と宇宙人ってたえずドンパチ戦争やってるイメージだった
ハリウッド映画でしか宇宙ってみたことないもんなーって
宇宙って誰にも何ともきがねしない純粋な戦争の舞台として
しか
考えてなかったなーて思ったんだけど 戦争するからには
理由があるわけでまず領土的野心  でも膨張する宇宙でそんな
みみっちいこと言うのかなーとか あと領土的野心ってそもそも
食べ物を手に入れるための戦いだったと思うんだけれど
エリーみてると家のなかですら侵略してこないし冷蔵庫とか
滅多に開けないし異様に燃費がいいし彼女が複数いたとこでとても
食べ物のこととかで喧嘩になったりすると思われないしと思って
またあれだけ映画のなかでえらそうに侵略してくるというのも
目的がただの食べ物のためというのでは納得できない部分があり
きっと宗教のために戦争をして生き残った分類なんじゃないかと
自分たちの思想が正しかった だから勝ち残った  って言えちゃう
ほんらい相手を殺し得たことと自分の思想の方が優れていることに
何ら関係ないというのに その二つを結びつけてくれるのは
「正しい方に味方してくれる神」で  さらに神への愛がエスカレート
して  自分たちが神様を喜ばせようとして神じゃないものを滅ぼして
勝手にやっていたのを神の意思だと考えて その代理をしてるだけと
言い出す感じ  なんか侵略してくるときの何も考えない顔つきから
もしかして強烈な宗教というものが宇宙にはあるのかなって思った
だからそうなんでしょって決めつけて聞いたらエリーがぼうっとした
顔を持ち上げて「株式会社って本当にあるの?」って言われた気分、
とまたよくわかんない言い方をした 要するにもっと宇宙はぜんぜん
穏やかで普通  ということだと思う  まったく同じ仕組みのものが
どうやら私が期待するほど劇的には存在していないということなら
さんざん説明されてきた どうやら宇宙はニンジャの国ではなく
宗教はあるけどどうやら株式会社のようなものに落ち着いているらしい  

たとえば神様がいるかどうかという我々の議論だけれど あれも何だか
①いるかどうかなんて考えたこともない
②あんなものいないに決まっている
っていう派閥に別れる気がするんだけれど
エリーに言わせると神を信じないひとは  戸籍を登録されているというのに
「区役所のひとって本当にいるの?」っていう感じらしい
いや公務員よりもっと夢のある職業だと思っているんじゃないのか、、
少なくとも神の存在を疑うほどつきつめて憧れているひとは、、ってなった
がエリーは単に 偏った無知に驚いてるんだ、という説明をした  それは知識の
取りこぼしじゃなく  それを視界に入れないところにあるものへの極端な
集中の成果だから なんでそんなに「見まいと必死」なのかしらねって
「サルから人間ができるというのもことわざか何かだと思ってた」
自分たちの出生について それほどわかってないままいきているなんて
まるで離婚した家庭でもともと一緒に暮らしていた親のことを
わすれようと約束しあっているけなげな暗い子供たちのようだと
昼間ひますぎて昼メロ見るしかしていないエリーがそう言った
でも言わんとしてることは分かる気がした  科学は宗教の元嫁みたい
科学も宗教を振り捨てて出てきたからには 宗教が家長だった時代を
のろって馬鹿にしたり悪くいったりしないといけないしね
「でも目を背けるのに、疑問じゃなくて幸福を感じているために、
宗教が活用されていて、宗教そのものがこのひとたちにとっては
神みたいなもので、神と同じぐらい仕組みを見たことがないのだなって
思った」って言われた  「まずはその無知を幸福に感じるのをやめるためにも
自分たちの身体がどう淡々と作られてきたか知らないとねー」って言った
「え、じゃあ猿から進化したんじゃないなら実際どうなってんの私ら」
て言ったら「そんなの手動で変えているのに決まっている」とか言った
「ケータイの料金プランが変わったり画面をタップして操作できるのと同じ」
って言われた「進化と言えるようなものはみんな会社の手が入ってるんだよ。持ち主が使いやすいように、ケータイ会社が考えたサービスが開始されるのをきみらが何も知らずに享受して、ケータイ会社が何を考えているのか想像したこともないというだけ。どうしてケータイがあるのに、ケータイを創造している会社があることはタブーになっているんだろう?  不思議なことでも何でもないというか、考えられない仕様にされているわけでもなさそうなのにね。
ケータイ自身が、環境に応じて新たな機能を付け加えたりしている、とか勝手に考えているここのひとたちが多すぎるんだよ。だって機能が追加されていくのを認めるのなら、それを誰が行っているかという問題だけだけれど、ケータイ自らが考えている、ってそれは神を、成果物の姿でしか認められないっていうことなのかな。ケータイ会社がケータイそのものであるはずないのにね。自分の考えとは違うし、あまりにも単純なことを想像で誤っている考えだから、理解しがたいんだけれどとにかくその多数派があっけらかんと存在しているのにはびっくりした。あるいはケータイに起こっていることは風化のような変化であって、ある思想を表現しているとは思わないのかな。だから進化じゃなくてただの素朴な現象としか認めていないのかな。でも、優れているものでないと、そのその機能がなくなることまで知っているのにね。
ケータイ自身が、気まぐれで取捨選択(だって進化じゃなくてあらゆる変化は変化でしかないのだものね?)したものを、けっきょく誰が残したり落としたりしているとそのひとたちは考えているんだろう?  そんなのケータイを創造した会社がいちいち仕様を変えているのに過ぎないのに、ケータイは工場で画像を削除されただけでもう、誰が何を考えて自分たちを作ったか一切考えないんだね。
神を持たないひとは、ケータイ自身が自分たちを作ったと思っているの?ケータイを想像し、それを写し取るのに十分で必要な材料が、ケータイのなかにすべて揃っていたとでも思っているの?  それならやっぱりケータイを神だと思っているということ?  自分の考えと違うし、多数派としてみたいなことがここ以外でないから、全然よく分からないんだけれど」と宇宙人のエリーは言った。毎度思うほどいつ呼吸しているのか。
「あああー古い神社とかいくと御神体とかいって、なんだかガラケーみたいなものを神様の姿だと言って崇めているものはあるね」と、私が関係があるんだかないんだかみたいなことを言った。付き合う地球人が私で、エリーが苦労していることはわかる。「そのガラケーって神らしいの?実物を見てないから何でそんなことがそのガラケーに可能になるのかが分からないんだけれど」「いや、滅多にみせてもらえないもんだと思うよ」というと「見たことがないものを崇めるのなら、神に身体を与えたのは何故なの?」とかいいだすから、「いや全く見たことないものを想像しろつっても無理があるじゃん。そのひとがときどき降りてくるものを用意することで、どっかにはいるんだっていうことを想像させることで、われわれただの地球人の頭のなかに神を与えようとしたんじゃないの、昔のひとが。だからあれだよ、遠距離恋愛というか、ケータイがあるからつながれる、みたいなさ。ケータイがあってたまに神から電話がかかってくるわけよ、非通知とかで。そのために御神体のガラケーを置いてあって。たまにつながったりする程度で、つながらないときはおもちゃみたいなもんだけれど、これがあるから神とつながれるし、確かに神はケータイの向こうにいるんだ、って思えるし」あ久しぶりにちゃんとエリーに言い返せた、って思ったら、彼女はきょとんていう本当にそういう顔つきでいた。私がへんなことを言ったせいだろうか、と思ったら「え、だから分かってるんじゃん」って言われた。「非通知でたまにかけたりするんだよ、電話を。君らの身体に直接。それって異様なことでもなんでもなく、単に君らがケータイであるからだよ。それもすっさまじくガラパゴスでどうしようもなく型の古い。」
ただそれだけのことなのに、どうしてそんなに気になると思うぐらい、わけの分からないものにしたがるのか、そっちのほうがミステリアスで、謎だ、と彼女は言った。

※この小説(ノベル)"魚と雷"の著作権はmerongreeさんに属します。

この小説(ノベル)の評価
評価項目評価数
合計 0
[広告]

この小説(ノベル)のURLとリンクタグ

この小説(ノベル)のURL:
この小説(ノベル)のリンクタグ:

コメントを書く

登録済みのユーザーは ログイン してください。
登録済みでない方は 新規登録 してください。

新規メンバー登録(無料)
第4回みんなのライトノベルコンテスト「しまのわライトノベルコンテスト」
広島で開催!コスプレをはじめとするジャパンカルチャーイベント「コスカレード」
  • 公式サークル みんなの歌詞
  • 公式サークル みんなの詩(ポエム)
  • 公式サークル みんなの小説(ノベル)
  • 公式サークル みんなのイラスト
  • 公式サークル みんなの写真(フォト)

ランキング

※ここでは2018年5月17日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。※同順位者が多すぎる場合はすべてを表示しきれない場合があります。

サポートサイト

J@P