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花魁アンプリファイア (執筆中)

作:怨-on- / カテゴリ:ライトノベル / 投稿日:'12年11月11日 12:29
ページ数:8ページ / 表示回数:回 / 総合評価:0 / コメント:0件

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参.廓言葉


自分が「女」だと意識したのはいつだっただろう。
柴乃はそんなことを思いながらゴシゴシと洗濯物を洗っていた。
それは初潮を迎えた時だろうか、それとも初めて男の人を好きになった時だっただろうか。

「これ、柴乃」
ハッと我に帰り顔をあげるとそこには優しげな表情で立つ静流がいた。
頭に沢山の簪(かんざし)を刺している。
その沢山の簪が茶屋へとお迎えにあがるという合図だった。
「今日は違いんす。お迎えにあがるわけではありんせん。」
っと静流は少ししなを作り柴乃に言った。
「柴乃や、そろそろ廓言葉 を覚えない といけんせんぇ。」

柴乃は神楽から廓言葉を学んでいた。
しかし、どうにも見た目の容姿はいいのだが柴乃は覚えが悪かった。
花魁となるための関門とも言える廓言葉は、地方の方言などを隠すために花魁たちが好んで使う言葉であった。別名、花魁言葉。

「は、はい!」
柴乃は元気よく返事をしたものの自分の物覚えの悪さを思い出し少し憂鬱であった。
一階の一番角の部屋で神楽が待っていた。
「今日こそはしっかりと覚えてくんなましぇ。」
それから日が暮れるまでみっちりと神楽は柴乃に廓言葉を教え続けた。

柴乃は眠るときも何度も何度も、教わった言葉を反芻し必至に廓言葉を覚えようと努めた。
全ては自分の夢の為、この籠の中から連れ出してくれる人に出会う為に。

-参.廓言葉-完

※この小説(ノベル)"花魁アンプリファイア"の著作権は怨-on-さんに属します。

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